第14回高専-TUT太陽電池合同シンポジウムで優秀ポスター発表賞を受賞しました

2024年12月18日(水)

 令和6年12月14-15日、長野工業高等専門学校で第14回高専-TUT太陽電池合同シンポジウム(※GEAR防災・減災(エネルギー)シンポジウムと共催)が開催され、物質工学科4年 中山美咲さん・萩原結衣さんおよび、専攻科物質工学専攻1年長谷川 和輝さんが優秀ポスター発表賞を受賞しました。

 本シンポジウムは、豊橋技術科学大学を中心に太陽電池やエネルギーや再生可能エネルギーに関する研究を行っている大学及び全国の国公立高専の研究者・学生が一堂に会して行われたもので、本校物質工学科からも4, 5年生、専攻科生、教職員が研究成果の発表を行いました。シンポジウムには、高専・大学等から90名以上の参加者で約50件の発表が行われ、教職員、学生らによる活発な研究発表・討議が行われました。

◆優秀ポスター発表賞

○中山美咲1, ○萩原結衣1, 浅井遥音1, 阿部琉星1, 大塚涼真1, 坂上依吹1, 本間 彩1, 大門双来1, 長谷川和輝1, 小林俊太1, 江部日南子2, 荒木 秀明1(1長岡工業高等専門学校, 2山形大学理学部)

PSO-23「CsPbBr3ナノ結晶薄膜を用いた波長変換によるCTS薄膜太陽電池の高効率化の検討」

可視光領域でシャープな発光スペクトルと高い発光量子収率を示す無機ペロブスカイトナノ結晶CsPbBr3 NCsを波長変換膜としてカバーガラスに製膜し,CTS薄膜太陽電池に重ねることで波長変換による高効率化を試みました。

〇長谷川 和輝, 荒木 秀明

「Rb, Na添加したCTS薄膜太陽電池の作製」

NaFとRbFをCTSに共添加することでCTS薄膜太陽電池の発電特性を改善し,CTS/CdSヘテロ接合太陽電池における世界最高水準の開放電圧を得ることに成功しました。

※GEAR 5.0(未来技術の社会実装教育の高度化)事業

本校は高専発!Society5.0型未来技術人財育成事業「GEAR5.0未来技術の社会実装教育の高度化」に参画しており、防災・減災・防疫分野(エネルギー)ので、最先端の研究を通じた学生教育、地域貢献を推進しています。 https://www.kosen-k.go.jp/about/profile/gear5.0-compass5.0.html

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