スタッフ紹介

分子生物学研究室

田﨑 裕二(たさき ゆうじ)

田﨑 裕二
職名: 教授
学位: 博士(農学)
最終学歴: 新潟大学大学院 自然科学研究科博士後期課程修了
研究分野: 分子生物学,生物化学,応用微生物学
所属学会: 日本きのこ学会,日本農芸化学会,日本菌学会
主な担当教科: 生物化学Ⅱ,分子生物学,応用生物化学実験
研究分野に関する
キーワード:
食用キノコの香り,酵母の育種開発,有用微生物の分離
E-mail: ytasaki(後に@nagaoka-ct.ac.jpをつけてください)

研究室概要

本研究室では,食用微生物(キノコ,麹菌,酵母,乳酸菌)を研究試料に用いて,分子生物学的・生化学的手法による基礎研究及びその成果を用いた応用研究を行っています.食用キノコにおける香り成分の生合成機構の解明,さらには香り成分を増加させた新規キノコの育種開発を目指しています.また,育種開発した清酒酵母及び自然界から分離した酵母を実用化し,新規の酒類・パンの開発を目指しています.さらに,自然界から分離した麹菌・乳酸菌を実用化し,新規の酒類の開発を目指しています.これらの研究を通して,食品製造業,食品加工業が盛んな新潟県の食品産業に貢献したいと考えています.

現在の研究テーマ

  • マツタケの香気成分桂皮酸メチルの生合成機構の解明
  • ヒラタケの香気成分1-オクテン-3-オールの生合成機構の解明
  • 果実様の香り成分を高生産する清酒酵母の育種開発
  • 自然界からの酵母の分離とその実用化
  • 自然界からの麹菌の分離とその実用化
  • 自然界からの乳酸菌の分離とその実用化

研究業績

外部ページ参照 http://researchmap.jp/read0194180

2024年度研究室メンバー(学生)

本科5年生3名

キノコグループ(岩月)
お酒・酵母・麹菌グループ(永嶋,多田)

研究室の活動

専攻科生は専攻科特別研究発表会(2月)及び関連する学会発表(毎年),本科生は卒業研究の中間発表会(10月)及び卒業研究発表会(2月)において各自の研究成果発表を行います.発表するためには,研究データを日々の実験により取得する必要があります.また,実験以外にも,実験手法・機器に関わる専門的な知識,研究テーマに関連する知識,文章作成・プレゼンテーション技術を習得する必要があります.そのための取り組みが年間を通じて行われます.

研究室の目標

  1. 「責任・自立」 責任をもってやり遂げましょう.必ず自立できる力が付きます.
  2. 「継続的な努力」 成功するまで諦めず努力する.
  3. 「知識の向上」 自分で調べる.謙虚な態度で他者から教えてもらう.
  4. 「成果発表」 学会発表・論文発表を目指します.

研究室のルール

  1. 「連絡・報告・相談の徹底」 組織の一員であることを忘れないように.
  2. 「整理・整頓の徹底」 きれいな環境からはきれいなデータが出ると言われています.
  3. 「資源・エネルギーの節約」 環境にやさしい研究室にしましょう.

研究室の様子

重要なお知らせ
to_top