第11回高専-TUT 太陽電池合同シンポジウム&防災・減災(エネルギー)シンポジウムで優秀口頭発表賞を受賞しました(2022.1.23)

2022年1月22日(土)

令和3年12月25日(土)に鶴岡工業高等専門学校主幹でオンラインにて開催された第11回高専-TUT 太陽電池合同シンポジウム&防災・減災(エネルギー)シンポジウムにおいて、物質工学科5年 張 乃偉さんが優秀口頭発表賞を受賞しました(指導教員:物質工学科 教授 荒木秀明)。

本研究発表は、Gear5.0事業で取り組んでいる薄膜太陽電池の開発の一環で、レアメタルフリー薄膜太陽電池の一つであるCTS系薄膜太陽電池において、これまで周期表1族元素(アルカリ金属)のナトリウムを添加することで発電特性が向上することが知られていましたが、今回、他の1族元素を添加によってもCTS系薄膜太陽電池の発電特性が向上することを新たに明らかにしました。今後、アルカリ金属元素の添加方法や添加量の最適化により、更なる発電特性の向上が期待されます。

◆優秀口頭発表賞

◯張 乃偉、佐藤 春夫、荒木 秀明

「Cu2SnS3 薄膜太陽電池に対するアルカリ金属添加効果」

本シンポジウムは、豊橋技術科学大学を中心に太陽電池に関する研究を行っている3大学及び24国公立高専の研究者・学生が一堂に会して行われたもので、今回、79名の高専・大学・研究機関等からの参加者とともに、大学院生や高専生らによる活発な研究発表・討議が行われました。

※GEAR 5、0(未来技術の社会実装教育の高度化)事業

 本校は今年度より高専発!Society5、0型未来技術人財育成事業「GEAR5、0未来技術の社会実装教育の高度化」に参画しており、防災・減災・防疫分野(エネルギー)ので、最先端の研究を通じた学生教育、地域貢献を推進しています。

https://www、kosen-k、go、jp/about/profile/gear5、0-compass5、0、html

重要なお知らせ
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