第13回高専-TUT太陽電池合同シンポジウムで優秀口頭発表賞,優秀ポスター発表賞を受賞しました

2024年1月15日(月)

令和5年12月23・24日、ワークプラザ岐阜で第13回高専-TUT太陽電池合同シンポジウム(※GEAR防災・減災(エネルギー)シンポジウムと共催)が開催され、専攻科物質工学専攻2年 田崎 傑士さんが優秀口頭発表賞、物質工学科5年大門 双来さん、岩井 真さんが優秀ポスター発表賞を受賞しました。

本シンポジウムは、豊橋技術科学大学を中心に太陽電池やエネルギーに関する研究を行っている大学及び全国の国公立高専の研究者・学生が一堂に会して行われたもので、本校物質工学科からも4, 5年生、専攻科生、教職員が研究成果の発表を行いました。シンポジウムには、高専・大学等から100名以上の参加者で約60件の発表が行われ、教職員、学生らによる活発な研究発表・討議が行われました。

◆優秀口頭発表賞

〇田崎 傑士,荒木 秀明,O-7 「同時蒸着法で作製したCTGS薄膜の熱処理方法の検討」

次世代太陽電池材料の一つであるCu2Sn1-xGexS3の高品質な薄膜の作製方法を開発し、得られた薄膜を用いて太陽電池特性が向上することを示しました。

◆優秀ポスター発表賞

〇大門 双来1,田崎 傑士1,Sanni Paulina Malkki1,2,栗本 祐司3,岡本 保3,金井 綾香4,田中久仁彦4,荒木秀明1(1長岡工業高等専門学校,2 Turku応用科学大学,3木更津工業高等専門学校,4長岡技術科学大学)P-47「GexSn1-xS薄膜の熱処理条件の検討」

新規太陽電池材料であるGexSn1-xS薄膜の高品質化を目指して、熱処理条件を検討し、良好な太陽電池特性を得るための熱処理条件を明らかにしました。

〇岩井 真,中野 悠,熱海 良輔,P-44「TiO2 光触媒による液相有機物分解反応における速度論解析」

光触媒反応における精緻な速度論モデルを構築するために、従来モデルと機械学習モデルを組み合わせたグレーボックスモデルを開発し、その予測精度を評価しました。

※GEAR 5.0(未来技術の社会実装教育の高度化)事業

本校は高専発!Society5.0型未来技術人財育成事業「GEAR5.0未来技術の社会実装教育の高度化」に参画しており、防災・減災・防疫分野(エネルギー)ので、最先端の研究を通じた学生教育、地域貢献を推進しています。

https://www.kosen-k.go.jp/about/profile/gear5.0-compass5.0.html

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