長岡高専では新型コロナ感染症拡大防止の観点から、今年度の「出前授業・体験授業」の実施をこれまで見合わせてきましたが、10月から実施することといたしました。
近年、化学工業は化学の知識を基に、新しい機能を有する材料の開発と生産や環境にやさしい技術へと変化しています。それらに伴い、生物の持つ巧妙な機能を応用する試みが数多く行われています。このような社会の情勢の変化に伴い、より高度で幅広い知識と技術を持つ技術者の育成が求められています。
本学科では、新しい材料の開発と生産に対応した「材料工学コース」と、生物機能を応用した物質生産に対応した「生物応用コース」の2コースを設けています。豊富な実験実習を通じて、幅広い分野で活躍するために必要な十分な基礎学力と高度な工学的技術を備えた質の高い実践的技術者を養成します。
コロナウィルス感染防止のため、長岡高専では実験実習を含め、遠隔のみの授業を行っていましたが、非常事態宣言解除を受けて、6月1日から実験実習、情報処理科目を中心に、各学年で週1回程度の登校授業、実験実習を再開しました。